さくぶん

ひとりごとです。発達障害とか、家族のかたちとか…

たい焼き

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家の近くのたい焼き屋さん。

店内にいろんな事が書いてあって、待っている間、ずっと読みながら一人で笑ったりしていたら、

店主さんに、

「きっと幸せなんでしょうねぇ」

なんて言われてしまいました。

何だか楽しいひとときでした。


家に帰って、紙袋を見たら、ここにも何やら書いてありました。


しかも、注文した数よりも沢山入ってる!?


中身の入ってない、「皮だけたい焼き」が3個くらい入っていました!


おまけ、嬉しい。

皮だけたい焼きも、意外とおいしい。

もちろん、つぶあんたい焼き、おいしかったですよ。


店主さん、ありがとうございました。

また行きますね。



余談ですが…

私世代は、たい焼きが泳ぎます。

そして、ちょっぴり寂しくなります。

書きかけのものが…

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令和元年大晦日

毎年恒例、年末の大洗海岸

今年も家族揃って行く事ができました。


今年は、6月に私が怪我をしてしまい、仕事を辞めて、リハビリに通い…


側から見れば、「専業主婦になったんでしょ」ってなことになりますが…


「つらさ」というのは、

本人、当事者にしかw



ここで終わっていました!



時は流れて、

私自身も少しずつ成長していると思うので、

また、少しずつですが、自分の覚え書き、

さくぶんを再開しようと思います。


健康な私でもこんなことが起こるのです。

前回の記事が6月16日だったので...

その4日後、怪我をしました。

 

ん?ちょっと気持ち悪い...と思って椅子に座ったら、その後気を失ったようです。

 

どんな状況だったかというと、

実家の母の通院に付き添っていたのです。

まさに母の診察中、何の病気もない私が倒れた。

お医者様は、さぞビックリしたでしょう。

 

私はフルネームを呼ばれて目を覚ましたら、診察室の天井が見えた。

すぐに、状況が分かって思い出した。

そうだ、気持ち悪くて座ったけど、その後倒れたのか。

目が覚めてよかった。生きてる。

 

そりゃぁ、母はうろたえますよ。

日頃から何の病気もしたことのない娘が突然倒れたのですから。

 

意識はすぐに回復し、医者や看護師さんの質問にハキハキ答えられます。

 

ただ...両足が全く動かない。

なんで???

脳梗塞?違うよね。両足だもん。

 

そんなこんなしてるうちに、

両腕がピリピリピリピリ...................

イターイ!!

こんな軽い書き方しましたが、尋常じゃない、かつて味わったことのない痛み。

そして思うように手が動かない。

 

でも、両足は次第に少しずつですが、動くようになりました。

 

ストレッチャーに乗せられ、ER室へ。

ストレッチャーの振動が、こりゃまた腕の痛みに響く。

 

心電図の結果、異常なし。

 

とにかく腕が痛いと訴えないと検査してもらえないと思い、必死に訴えました。

 

「それじゃぁ、首のCTかな」とお医者さん。

 

結果、中心性頸髄損傷。

「もともとね、後縦靱帯骨化症があったみたいでね、ほらここ、神経が通ってるところが狭くなってるでしょ。今まで特に症状はなかったかな。でね、今日転んだ時の衝撃で神経に傷がついて痛みとしびれが出てると思うの。紹介状書くから、明日、近くの病院の整形外科でよく診てもらって。」

 

はぁ。

 

っていうか、今日は家に帰れと。

 

その頃には、ふらつきながらも歩けるようになっていましたが、

とてもじゃないけど、運転はできません。

 

娘ちゃんが学校から帰ってくる時間は迫るし、

 

どうしようどうしよう。

 

でも、

母は80歳だけど、頭はしっかりしています。

それが救いだった。

電話連絡もしてくれたし、

受診の事務手続きもやってくれたし、

本当にそれが救いだった。


今日は、結婚記念日。

20周年です。

 

続く。



 

 

 

 

 

疲れちゃったこと 2

ずいぶん時間があいてしまいましたが、下書きが残っているので続きを…


娘ちゃんたら、

運動会が終わった途端に、学校行きたくないが始まってしまいました。

やはり、ひとつ行事が終わったタイミングで落ち込みがやってくるようです。



運動会後の話の続き…


以前から欲しいと言っていた「時計」

運動会がんばったご褒美で買いに行くか!

と夫の提案でイオンに買い物に行きました。


サクランボというファンシーショップ。


そういえば、私もこういう店好きだったな。


「これがいい」とあまり迷わずに時計を決めて、私がレジで会計を済ませ、おつりを財布にしまっているところ…


その時計には目もくれずに、

「文房具見てくる!」


あっという間に消えやがった。


カチン。


今買ったばかりの時計を「自分で持ちなさい」と渡し、


「時計はもうどうでもいいのか。

買ってもらったら、それでおしまいなのか。

ありがとうも言わずに、次は文房具か。

あなたのそういうところは、本当に人をイラッとさせるよ。」


慌てて、「ごめんなさい。ありがとうございました。」



前回も書きましたが、

それが発達障害の特性じゃない。


わかっちゃいるけど腹は立つ。



運動会での、グラウンドでの泥遊びや、

靴や服の汚れをまったく気にしないこと、

シャツの背中がきちんとしまえないこと、


周りの人が自分をどう見るか、

考えた方がいいよ。


女の子とか男の子とか、

あまり言いたくないけど、

現実的には、女の子がだらしないのはアウト。


運動会頑張って、体操着が汚れるのはいいこと。

でも、わざわざ泥遊びして汚すのは違う。

汚れたら、はたいて泥を落とすということもしない。


本当に、繰り返し繰り返し話しても身に付かない。



勉強しろとは言わないけれど、


身だしなみがきちんとできないと、どう思われるか、


その言動が、相手をどんな気持ちにさせるか、


その都度、その都度、

繰り返し話していこうと思います。








疲れちゃったこと 1

5月なのに真夏の陽気。

そして運動会。

何もしてないけど、外で過ごすというだけで、

こんなに体にこたえるとは…


運動会というだけでネガティブな感情になるのは、子供の頃からなので、

とにかく私の役目は、弁当を作ることです。


娘ちゃんの競技もすべて終わり、無事に終わってさあ帰ろうとしたのですが、


娘ちゃんがグラウンドにしゃがんで泥遊び。

しかも、白いラインの石灰を触って遊んでいるのが見えました。

背中は相変わらず体操着が飛び出して…



娘ちゃんが帰宅し、「お疲れさん。すぐにシャワーして」

赤組が勝った!とかでテンションあがってたので、鼻歌が聞こえてきます。


あがってきた姿を見てギョッとする。


洋服は着替えたのに、

なぜか、靴下だけは、さっきまで履いてた泥だらけの靴下を履いている。


「何してんの?汚いでしょ」


本当に意味がわからない。理解できない。




日頃から娘ちゃんに伝えていること、

3歳くらいから繰り返し繰り返し話していること、

たぶん、ほとんど伝わっていないんだなと、

がっかりというか、無力感というか。


それが発達障害の特性でしょ。

と言われればごもっとも。


2 につづく。


ゴールデンな10連休

令和になりました。

子どもの頃、「ひろのみやさん」と呼んでいたお方が、

天皇陛下になられたのですね。

なんだかしみじみします。

 

昭和から平成になったのが、高校生の時。

 

私にとって、平成は、

まさに大人の階段登る時代でした。

 

就職、結婚、転職、

子どもはまだ?と言われ続けた30代、

ドッグスポーツやったり、

養母の介護したり…

 

そして里親になると決めて、

子どもの紹介があったその日から40代がスタート。

 

忙しいけど充実した日々でした…

なんて、かっこいいものではなかったです。

正直余裕がなくて、娘ちゃんにもつらく当たってしまったこともありました。

 

夫とともに40代後半になり、

「そういえば、もうアラフォーじゃないんだね」と笑いあったり、

もう白髪染めをやめようと決めたり、

娘ちゃんと一緒に、「糸」や「キセキ」を覚えて歌ったり、

本当に平和な穏やかな生活を過ごせることに感謝です。

 

長い休み、給料減るな…とかネガティヴに捉えていましたが、

庭の手入れをしたり、バーベキューしたり、

安い服を買いに行ったり、

のんびりと過ごしています。

 

休み明け、娘ちゃんの「学校やだな」が始まらなきゃいいけど。

 

療育とか、スクールカウンセラーの話など、

徐々に書いていこうと思います。

 

命の授業だって

小学2年の娘ちゃんの授業参観。

病院の助産師さんを呼んで、命の授業だって。

担任の先生が気を利かせて、事前に知らせてくれていたけど、

どんな内容になるのか、詳細まではわからないので、ちょっと不安だった。

娘ちゃんは、ハイテンションになると余計なことを大きな声で言ってしまうので、

とにかく、「なるべく、授業中、喋らないで…」と約束しておいた。

 

別に、悪いことじゃないから、

里親とか、血が繋がってないとか、言ってもいい。

娘ちゃんの考えだけど、

わざわざ、授業参観で、皆さんの前でカミングアウトする必要もない。

 

あー、面倒くさい。こういう授業参観は、親子共々休みたい。

そう思っていた。

 

そして当日。

 

結果としては、

グループで何かを話し合うとか、

保護者がエピソードを話すとか、

そういった具体的な事はなかったのですが…

 

なるべく喋らないようにしようと、

あれだけ約束していたのに、

娘さん、なんだかハイテンションのご様子。

「何か質問ありますか?」

「はい!!」真っ先に手を挙げた娘ちゃん。

娘よ、なに言うんだ…

心臓が縮みましたよ。

 

「せっかくもらった命だから大切にしようと思いました。」

……。質問じゃなくて、感想だね…。

という場の空気。

まぁ、でも、よかった。

 

似たような感想の発表が、何人か続きましたが、

ものすごく的を得た質問も出てきました。

「赤ちゃんは、頭と足、どっちから出てきますか?」

「赤ちゃんが、男か女かわかるのは、いつ頃ですか?」

「男の子と女の子、どちらが多く生まれますか?」

すごい!8歳!

 

授業も終わりに近づき、

娘ちゃん、また元気に手を挙げちゃったよ…

「うちには犬と猫がいるけど、その命も大切にしようと思います。」 

はい。

 

そうだね。

わかったよ。

 

まぁ、無事に終わりそうで良かったよ。

本当にヒヤヒヤしたよ。

娘ちゃんとしては、まずいこと言ってないでしょ?ってな感じだと思いますが。

 

何だかんだ言いたい、黙っているなんて無理。

目立つこと好きなんだよねぇ。

 

私は、小2の時、真逆だったな…

 

 

帰宅後、親子で授業の振り返りをして、

親子、それぞれが助産師さんに手紙を書くことが宿題でした。

 

まず、

私は里親であること、

娘ちゃんが2歳になる少し前に、乳児院から我が家に来たこと、

そのことは娘ちゃんも8歳なりに理解していることなどを、

簡単に書きました。

 

私のお腹の中で動く娘ちゃんを、

残念ながら感じることはできませんでしたが、

産んでくれたお母さんに感謝して、

これからもずっと親子として、

一緒に生きていこう、

一緒に成長していこうと、

あらためて話し合いができたことを、書きました。

 

命の授業と聞いただけで、

生い立ちをみんなの前で発表しなきゃいけないのかと、

後ろ向きな気持ちになっていたことを反省しました。

 

今まで、里親会で聞いていた、

「命の授業」のひどい実例…

 

赤ちゃんの時の写真がありませんと担任の先生に相談したら、

「うちの子の写真を貸しましょうか?」…はぁ?

 

教師以前に、人間としてどうなんだ。

 

子どもが、その家族が、

人生と向き合う大事な場面で、

ひどく傷つくような授業だったら必要ないと思っていたので、

否定的な感情しかありませんでしたが、

今は、色々な形の「命の授業」があるんだなと、

とても勉強になりました。