さくぶん

ひとりごとです。発達障害とか、家族のかたちとか…

創作意欲

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娘ちゃんが放課後デイで、ミントや花を摘んでアレンジして持って帰ってきました。



これを受け取った時は、

「今日かさがこわれた!」

から始まって、よくよく話を聞くと、

どうやら傘を開いた状態で引きずったので、

穴が開いてしまったと…


なーにー!?

こわれたじゃなくて、こわしただろ!

何でそういうことになるかな。

本当に意味わからない。

新しい傘なんて買わないから!!


怒りです。

私の場合、「叱る」じゃなくて、

「いかる」なんです。



翌朝、ひとりでコーヒー飲みながら、

あらためて、娘ちゃんのフラワーアレンジを見ました。


結構バランスよくできてるね…


切り口をティッシュでくるんでくれたり、

デイの職員さんが手伝ってくれたようですが、

これ、娘ちゃんが起きたら、

ちゃんと褒めなきゃね…


紙コップにリボンを巻いてみました。


何だか嬉しくなりました。


いつも、創作意欲にあふれる娘ちゃん。


絵を描くこと、

工作すること、

そのうち、裁縫などにも興味を示すかもしれません。

どっちにしても、インドア派ですが、

なるべく娘ちゃんの創作意欲が失せないよう、

サポートしていきたいと思いました。


同時に、

外に連れ出して、いろんな世界を見せたい。

もちろん、私たちにできる範囲のことしかできませんが…



そんなカッコイイこと言いながら、

毎日、感情むき出しで怒っています。



それにしても…

小1女子が、傘を壊すって…

まだ理解できません。


新しい傘が欲しいのか。







金銭感覚

2週間前、娘ちゃんの七五三写真撮影をしました。

写真撮影も、昔の(私の成人式)雰囲気とは全く違いますね。


昔は、緊張して引きつり笑顔で、おじさんがバシャって撮って終わり。

すぐに結果が分からない世界ですから、

後日、うわぁスゴイブス!!という残念なお写真が出来上がります。


そんな昔話は置いといて…

背景、小道具、ポーズも様々。

子どもが緊張しないよう、学校の話など質問ぜめに…

二つのことを同時にできない娘ちゃんには、難しい作業ですが。



撮影に入る前に、店員さんには、

「このセットで」と伝えておいたのですよ。

まぁ言ってみれば、一番お安いコース。

写真は7カットっていうもの。

え。みたいな反応でしたが。



撮影終了後、娘ちゃんも交えて、写真を選ぶ作業です。

店員さんは、営業マニュアル通り、

立派なフォトブック?アルバム?を見せながら8万円のセットをすすめる訳ですよ。

これなら、先ほど撮影したお写真30何カット載せられます。子ども時代の大事な思い出ですからとか何とか言って。

ちょっとしつこい。


子どもは飛びつきますよね…


夫婦揃って、「いや〜…これで…」

娘ちゃんは「あれがいい〜〜」

変な空気。


こういう場合、じいさんばあさんがいたりすると、

「せっかくだから、これにしなさい」

という流れになるのでしょうが、

我が家には、財布じいさんばあさんはいないので、

「これで。」と3万円のセットに決定。



このやり取り、というか店員さんの営業。

別に何とも感じない家族ばかりなのでしょうか。


まず、

子どもの前でやらないでよ。

子どもはガッカリ。ウチの親は残念だみたいな雰囲気。

娘ちゃんは、ダダをこねるとか、すねて口もきかないということはありませんが、

(とりあえず言うけど執着しない。すぐに忘れる)

そんな感じになるのが嫌だから、

じゃあ8万円…って。なる?

ぼったくりバーじゃないんだから。


私たちは、七五三写真に8万円かける価値観は持ってないです。

アゴを出したり、引きつった笑顔の写真をいっぱい載せたフォトブックよりも、

選び抜いた7カットの写真がいいです。


もっと言えば、オーダーメイドのランドセル。8万円とか10万円とか。

それも必要ないと思います。

娘ちゃんのランドセルは、かるす◯です。


私たち夫婦の金銭感覚はおかしいですか?


世の中、そんなにお金持ってる家庭ばかりなのでしょうか?


貧困とか格差とか、それが現実の社会なのに、

あらゆる場面で中流を押し売りされる社会。

それ本当に中流ですか?



今日、出来上がった写真を受け取りに行ってきます。

娘ちゃんは、何でもいいから大喜びだと思います。


娘ちゃんの症状をあらわす時、

私たち夫婦は「虫」という表現を使います。

いいかわるいかは別として…


じっと座っていられない時は、「お尻の虫」


相手のことも考えず、ひとりでペラペラ喋りまくっている時は、「頭の虫」


口が開いてベロが出てしまう時は「口の虫」


などです。


最近は、娘ちゃんの方から、虫の表現を使うようになりました。


低気圧の朝、行動が遅く機嫌が悪い時、

「頭の中に虫が何十匹も出てきてイライラするんだよ。」


本当にそうなのかもしれませんね。


そういえば、「虫の居所が悪い」っていう表現ありますね。


まぁ、今のところ、毎朝、頭の虫と闘いつつも喜んで学校に行けているので、虫と共生できているようです。





放デイ

娘ちゃんに発達障害の診断がついたことにより、

4月入学式前から、放課後等デイサービスを利用することができました。

現在は週3回利用しています。


それはそれで、市役所から受給者証をもらうまで、色々手続きが大変だったのですが…

でも、昨年末に発達外来を受診したことで何とか4月に間に合ったので、本当にすべてが良いタイミングで進んでよかったと思います。


娘ちゃんは、放課後等デイサービス(略して放デイというそうです)がとてもとても気に入っています。

もともと、たくさんの大人に構ってもらうのは大好きですし、お友達とも楽しく遊べているようです。


ということは、やはり娘ちゃんに合った環境、居場所だということなのですよね。


何度となく、「普通の学童保育じゃダメなんですか?」と質問されました。

普通学級の子どもが放デイを利用するケースは少ないようです。


ダメじゃないとは思いますよ。私も。


でも、毎日のことだから、この子の特性をわかってくださる人たちに関わってほしかったのです。


市役所の担当の方は、まったく否定的な対応ではありませんでした。


娘ちゃんは、本当にわかりにくい発達障害.ADHDだと思います。

え、子供なんてみんなそんなもんじゃない?

気にしすぎじゃない?

周りから言われるたびに、私の見方が厳しいだけなのだろうか…

でも、医者から診断してもらったし…


いつもいつも堂々めぐりです。今でも。


入学式後、お迎え当番やら何やらで、周りのママさんから、

「娘ちゃんは、学童じゃなくて、どこに行ってるの?」と質問されました。

案の定、気になりますよね…

周りに子どもたちがいる所で聞かれたので、長々と説明することもできず、

「放課後等デイサービスといって、うーん、話すと長くなっちゃうのですが…」くらいで。

本当に知りたかったら、検索してください。

いやいや…

来週、授業参観の後、学級懇談会があるのですが、娘ちゃんの特性のことなど、さらっとでも話した方がいいのでしょうか。


里親であることは、あえて話すつもりはないのですが。


担任に聞いてみますか。



平成29年度

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ずいぶん長いこと、放ったらかしてしまいました。

庭の雑草と闘う季節となり、

娘ちゃんは、小学1年生になりました。

普通学級で、今のところ困り感なく過ごしているようです。

まだ、授業らしい事もほとんど始まってないですからね。


私のほうは、昨年度のいくつかの役員から解放されつつあり、ホッとしています。

他の方から見れば大したことないかもしれませんが、

私にとっては、40うん年間で最高に忙しい年だったと思います。



今年のお正月に書いたさくぶんが、下書きに残っていたので、

以下、そのままUPします。



求めないタイプの猫のカブ。最近、私にも甘えるようになりました。

寒くなったせいでしょうか。

歳をとったせいでしょうか。


あっという間に年が明けてしまいました。

あけましておめでとうございます。

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最近のことを、覚え書きとして残しておきましょう。


11月、就学相談の担当の方から、

「一度、専門医に診てもらった方が、今後の支援の方向性が定まるのではないですか」

とお話しがありました。

療育の先生からは、やっぱり就学前にWISCの検査やりましょうとお話しがありました。


自分で決められないので、周りから背中を押してもらい、

「その言葉を待っていました!」とばかりに、早速、予約を入れました。


療育の先生のお話しでは、専門医に診てもらうなら就学前がチャンス!小学生になると診てもらえないそうです。

理由はよく分かりません。


私は、医者に診てもらうなら、入学してからの授業中の様子や学習の傾向、友だち関係など少し見てから話を持って行った方がいいのかなと思っていたのですが、そうではなかったのですね。


何ヶ月も先になってしまうのかと思いきや、1か月先で予約が取れました。


療育センターでのWISC の結果を持って、日頃気になる事をメモした物も用意してみましたが、そちらはあまり読んでもらえなかったようです。


娘ちゃんと二人で診察室に入り、数分の簡単な質問と受け答えの中で、本人の行動観察をしたようです。

チェックリスト用紙記入の後は、私だけ診察室に呼ばれました。


不注意、集中困難タイプのADHDの説明を受けました。まぁ、一般的な説明です。

残念ながら、娘ちゃんにはその傾向があるでしょうと。


小学校に入学後、行動面や学習面で心配があると言っても、それは行ってみないと分からないと言われました。確かにその通りです。


入学後に問題あるようなら、また来てくださいと言われ、継続して通院する必要はないとのことでした。

一度繋がっておけば安心です。

行って良かったと思いました。









秋は弱い

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すごく久しぶりで、どうやって書くのか忘れそう…

 

秋はとにかく娘ちゃんの医者通いばかりで大変でした。

とびひで皮膚科

右腕骨折で整形外科

中耳炎で耳鼻科

喘息で小児科、これはまだ継続中

そして、つい3日前、ウィルス性胃腸炎でまた小児科

幼稚園で半数以上の子が倒れました。

私は、ブツに触れたにもかかわらず、今のところ無事です。

 

私の平日の休みは、

医者通いか療育通いか幼稚園の役員会…

なんだか自由な時間が全くなかったような気がします。


来年度は、役員ナシ状態にする予定。

小学校のPTAとか、本当に嫌ですから…

向いてないし。


今年ももうすぐ終わるのですね。

年賀状とか、本当に全てが面倒くさい。


 

 

 

就学相談

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7月、幼稚園の先生との面談にて…


私が予想していた事、ほぼ的中。


集団場面でぼーっとしているから、

理解も悪い、行動も遅い。


遊びのルールが理解できない、身体能力的についていけない、遊んでいても目についたものにふらーっと吸い込まれる…などから友達と遊べない。

ちょっとキツイ子から悪口を言われたり、ターゲットになっている。


大人との関わりが好きなので、補助の先生や実習生にべったり。


会話は一方的。話題はコロコロ変わり、空想の世界の話しを延々と続ける。


視線が合わない事が多い…



かなり濃厚になってきたと思うのです。


そんな訳で、市の教育センターに就学相談に行きました。


すぐに娘ちゃんは簡単な検査を受け、

私は別室で、今までの経過を話し、


今回は、すんなり話を聞いてもらえた感じです。


やはり、保健センターから資料をもらったとか、

現在、療育に通っているとか、

そういうことで、職員の方の聞く姿勢みたいなところが変わるのかなと思いました。


通級指導や支援学級の話も伺い、とても丁寧な対応だったので安心しました。


元通級指導の先生が行なっている療育の教室があるから、是非見学してみてくださいと言われ、来週見学することになりました。


どんな先生がどんな指導をしているのか、

娘ちゃんに合っているのか、

しっかり見てこようと思います。