さくぶん

ひとりごとです。発達障害とか、家族のかたちとか…

ゆとりなのかな

私が現在パートで働いている職場は、ほとんどが20代30代の若い職員です。

若い人たちと一緒に仕事をしていると元気をもらえるような気がします。


福祉の世界ですから、みんな真面目で明るくてハキハキして…

ようは、態度の悪い見るからに変な人はいないということです。


でも、福祉の世界でも、どこでどう間違ってそうなってしまったのか…というニュースが最近多いです。

真剣に利用者さんと向き合って仕事している人まで疑われてしまうのは残念なことです。


いや、何より、被害を受けた利用者さんが沢山いるという事が悲しいです。


私の職場は、人権 接遇の教育がとても厳しいという事もありますが、みんな若いのに、偉いな頑張っているなと、頭が下がります。


今年の春も、たくさんの新人さんが入りました。特に女性は、名前と顔を覚えるのが大変なくらい…8人?

やっと覚えたところです。


ある女性新人さんに、

「だいぶ慣れた?大変?」と聞いてみたのですが、第一声が、

「いや。」でまずビックリ。

「あっ、早番の時は4時に起きるので大変です。」

たしかに、早番が遅刻したら大変だからね…

その後、通勤が大変だという話と、最近飼い始めた子猫の話をされ、

私も何となく合わせて我が家の猫の話などしてみました。やれやれ。


自分が予想していた答えとかけ離れていた事にビックリ。

そして子猫の話にまたビックリ。


彼女なりに、コミュニケーションをとろうと気を遣って話題を広げてくれたのかな…なんて考えたりもしましたが。


本当は言いたかった。

「え、この仕事チョロいかな??」


私が1度目に、この職場に入った時は

30代後半だったから、

利用者さんの顔と名前を覚えて、一人ひとりに合わせた介助の仕方を覚えて、外の仕事も多いから道を覚えなきゃ、大きな車の運転にも慣れなきゃ、内職の取引先の対応も…

とにかく覚えなければいけない事がたくさんあって、本当に大変だったことを思い出します。


若いから大変と思うことが少ないのか。

ゆとり世代の特徴なのか…


でも、私も22歳のど新人だった頃、かなりトンチンカンな事を言ってたなぁ…

なんて、そんなことも思い出しました。


怖さを知らないからこそ、いろんな事にチャレンジできるのかもしれないですね。


新人さんたちの新鮮な目や耳で感じたこと、考えたこと、大切にしていきたいです。