夏が来た
あと1年半ちょっとで、娘ちゃんは小学生になります。
あと1年半あれば、色々な面で成長すると思います。
その反面、「あれ?」と思うことも増えてくると思います。
身だしなみ、忘れ物、落し物、授業、宿題、友達…
本人の困りごとは増える一方ではないかと心配になります。
田舎なのでクラスは少人数かもしれませんが、少人数ゆえに、一回つまずくと6年間いや9年間が、長くつらいものになる可能性も濃いのです。
何らかの支援が必要。
そう感じた時に、どこに何を訴えたらよいのか、すぐに対応してもらえるものなのか…
わからない事、不安な事、
療育を受けることによって、色々な情報、アドバイスが得られるのではと期待しています。
単なるレッテル貼り、障害じゃなくて個性、そんな子供は昔からいた…
そういった、発達障害という概念に対する批判はよく耳にします。
確かに昔からいましたよ。
クラスに3人くらい、常にいましたよ。
男の子は、わかりやすいです。暴れん坊で、先生もいつも気にしていますから、先生の目の前、特等席。
大人しくほとんど喋らない女の子、作文を書くと、単なるひらがなの羅列。
机に給食のバナナを放置したらしく、虫がわいてしまい、そのまんまのあだ名がつきました。
人気のある優しい普通の男の子ですが、国語で音読すると、ありえないくらい下手くそ。たぶん、LDなのでしょう。
みんな同じく43歳になっているでしょう。
どんな43歳になっているのでしょう。大きなお世話ですね。
私は何故、里親になったの。
もちろん、子どもが授からなくて、単純に子どもが欲しいというのが動機です。(養子という意味ではなく)子どもと生活することで、共に成長したい…
と書いた記憶があります。
娘ちゃんと出会ってから3年、
子どもが欲しいとか、子どもが好きとかいう感情だけではダメだと分かりました。
愛情をたっぷり注ぐことが一番。
甘えさせるとかスキンシップとか、
私の場合、このへんを多少大袈裟に意識してやらないとダメだと分かりました。
愛情をたっぷり注げば、自然に育つのか…
そうではない子どもがたくさんいると思います。
3年間で、先輩里親さんたちの体験談を聞いたり、交流したりするなかで、自立に向けて考えなければいけないと思いました。
行きづらさを抱えた子どもだったらなおさらです。
普通の学校にこだわり過ぎて、大人になったらニート…
気づかないふりをした結果だったら、それは親が子どもの自立を妨げたことになると思います。
子どもの本来の力を伸ばすためにも、受けられる支援は受けたい。
今まで、20年くらい仕事で見てきたこと、無駄にしてはいけないのです。
早く気づいてできる限りの支援を受けたとしても、二次障害になる時はなります。(と思います)
その時その時、娘ちゃんのために出来ることを考えて実行する、これが私たち夫婦の役目だと思います。
この思いを上手く伝えられない、これが今の私のつまずき、モヤモヤの原因です。
夏が来た。
夏までに動こう!と目標を立てた。
実行しよう。