さくぶん

ひとりごとです。発達障害とか、家族のかたちとか…

突然のカミングアウト

大人が考えるほど、重大なことではないのか。

それとも、娘ちゃんの理解の仕方が独特なのか、幼いのか、弱いのか…

 

とにかく、私にとっては、穏やかでない1日となりました。

 

朝、通学路の立哨当番。

信号待ちの短時間の出来事。

娘ちゃんと、比較的クラスで仲の良い女の子が、

「◯ちゃんのお母さん、昨日、◯ちゃんが変なこと言ってたよ。

産んだお母さんが別にいるって。本当?」

隣にいた、やはり同じクラスの男子も、その話を聞いて、

「え?そうなの?」と。

さすがに、このタイミングでこの話題。動揺が隠せませんでした。

周りには、上級生の子たちもたくさんいましたし、

模範解答を用意していないので、苦しまぎれ。

「えー、何でそんなこと言ったのかな。わからないけど…」

そこで、信号が青に変わったため、

「続きはまた後でね。」と話を終えました。

 

娘ちゃんが、どういう状況でその話をしたのか、どう考えてその話をしたのか、

まったく分からないので、とりあえず否定も肯定もせずという形をとりました。

 

仕事に行く前に、まず夫にはLINEで伝え、帰ったら家族会議しましょうと。

 

そして、夕方、家族3人揃いました。

 

娘ちゃんに、状況説明してもらいました。

どんなきっかけで、そんな話になったのか、

「どこで生まれた」という話から、そこに発展したようです。

娘ちゃんは、産んでくれたお母さんが別にいるという、ただ単に事実として話したようなので、それは、できれば人に知られたくない重大な事という認識はなかったようです。(やっぱり独特だな…)

私たち、父さん母さんも、

決して恥ずかしい事ではないし、血が繋がっていなくても家族だと胸を張って言えると娘ちゃんに話しました。

ただ…

噂というのは、自分の知らない所まで広まってしまう事があること。

世の中には、色々な考えの人がいて、そんなの変だとからかう子がいるかもしれないし、興味本位でしつこく質問してくる子がいるかもしれない。

そんな可能性があるということを話しました。

 

本人の様子を見て、全く動じてないし(イメージできないか!) 今さら「嘘でした」と言わせる必要はないと思いました。

 

連絡帳で、担任の先生に状況を伝え、困るような事があれば助けてやってほしいとお願いしました。

 

先生からは、「話を聞いてみましたが、あまり意味が分かっていないようですよ。話を広めたりする事はないと思います。」というお返事でした。

いやいや、子どもは意外と分かっていますよ…

と、またまたモヤっとする感じですが、そこは飲み込んで。

 

まあ、今後、噂が広まるとしたら、大人の方でしょうね。

もう覚悟はできました。

聞かれたら、オープンに答えましょう。

 

しかし、大人は噂話はするけど、直接聞いてこないか。

ステップファミリーだと思うかな。

里親だとは思わないかもしれませんね。

 

 

そんな、7歳の突然のカミングアウトでした。