普通と特別の狭間で…
ミニロディ、可愛いですよね。
コンプリートしたくなります。
100均なので、罪悪感ありませんね。
今年は、夏も秋も台風のせいでキャンプに行けませんでした。
もやっとする暑い日々でしたが、
ひとつだけ、スッキリすることがありました。
娘ちゃんは、もうすぐ8歳になります。
8歳になると、特別養子縁組ができなくなります。
数年前からずっと、お子さんの将来のために最善の事なので、特別養子縁組を考えてくださいと言われていました。
普通養子縁組と特別養子縁組の違いを説明され、確かに仰ることはごもっとも。
今の私たち家族の関係は、ただの同居人であり、もちろん親権もなければ、病気や怪我の治療の判断もできない。
例えば、実親が子を引き取りたいと言ったら、簡単に引き裂かれてしまう関係です、里親委託とはそういうものですと。
わかっていたつもりでした。
本当にそうなったらどうしよう、考えたら怖くなりました。
娘ちゃん自身も、血のつながりはない事は知っていますが、
2歳になる前から、このお父さん、このお母さん、この犬や猫たちと、この家で過ごしてきた。
周りの大人たちが決めた事に従うしかなかったチビさんが、もうすぐ8歳。
本人の意志を尊重する。
聞こえは良いが、
この生活以外知らないのだから、養子縁組したいかと聞けば、もちろん「したい」と言うよね。
判断できる年齢になってから、本人に決めてもらいたい。
私たち夫婦の考えを伝えると、それは否定された。
そもそも、帰るところがない、知らないのに、選びようがないと。
ただ…
色々説明され、理解はできましたが、
養子縁組は圧力をかけられてするものではないし、
今の状況をダメとするならば、
里親制度をも否定するような事を言ってませんか?
児相職員みんなで囲んで、我が家の経済的状況などを根掘り葉掘り聞き出して…
まるで虫ケラ扱い。思い出すと吐き気がします。
こちらが感情的になれば、
「情緒不安定でお子さんの養育は無理ですね」と、子どもを強制的に引き上げるつもりでしょう。
こんなパワハラ、人生初めてです。
言われっぱなしというのも、本当に悔しかったです。
最初から特別養子縁組前提の話じゃなかったかと聞かれたけど、
そのような説明はなかったし、
むしろその辺あいまいにして、話を進める理由があったのではと勘ぐってしまいます。
今でも許せない一言。
「児相は情報を持っていますから」
里親ごときには、子どもの情報を教えてやらないよという意味でしょうか。
あまりにも失礼な人だなと思いました。
私たちは、毎日この子と生活しているのです。
情報を共有できないのに、
圧力をかけて養子縁組をすすめようとするなんて、
誰のための制度なのでしょう。
発達障害があるから、縁組を拒否している訳ではありません。
今の事だけじゃなく、ちゃんと将来を考えています。
職員の方々は、今しか見てない。
「自分の担当のケース」または、数字 1 …
しかも、人事異動があれば、
すぐにこの里子、この里親、この家庭のことなんか忘れてしまう。
そんな方々に、私たちの人生を決めて欲しくないし、決める権利もないはず。
私たちは、児相職員様のために里親になった訳じゃない。
1里子でも、1里親でもない。
生身の人間なんです。
去年、児相との間でそんなやり取りがあって、
ずっともやもやしてきたけど、
先月の話し合いでは、
私たち夫婦の意向に納得してくださり、
今の家庭の状況から考えて、
特別養子縁組は見送るという結論に至りました。
(去年とあまりにも対応が違い、拍子抜けしましたが…
担当者が変わると、こんなに違うものなのですね。
ご理解いただきありがとうございました。)
もし、私たち夫婦じゃないところにご縁があったら、
この子はとっくに縁組してもらっていたのだろうなぁとか、考える。
私たち夫婦が、この子のチャンスを奪ってしまったのか。
でも、今後、おそらく法律が変わり、特別養子縁組の年齢引き上げがあるようだと聞いた。
是非、そうなってほしい。
今まで、私たち夫婦は、何だかんだ言っても、
すべて良いタイミングで色んなことを叶えてきた。
だからきっと、この件も上手くいくと信じています。
最後にやっぱり言いたい事は、
人の人生に関わる仕事をされている方たち、
(まぁ、自分も含めてなのですが)
尊厳を傷つけるような発言、本当に気をつけてほしいです。
私たちは、犯罪者でもないし、
上から目線で、「調査します」とか、
「預貯金がゼロではないので大丈夫じゃないですかぁ?」とか…
県の職員になると、自分が偉くなったような勘違いしちゃうのでしょうね。
アラフォー女子にありがちな感じですけど。
前担当職員様
何不自由なく育って、
当たり前に大学出してもらって、
県の職員になって、
児相で実績残して、 一刻も早く異動しよう!
願いが叶って良かったですね。
強烈な思い出になりましたよ。
忘れたくても、一生忘れられません。
お世話になりました。
色々ありましたが、
私たち夫婦は、
できる限り健康を維持し、
地道に働き、コツコツ貯金をして、
ずっと仲良く、
離婚することなく、
安全運転を守り、
なるべく、死ぬような無茶をせず、
非常識な借金をせず、
安泰な生活を守る努力をして生きます。
だから、いつかきっと、
娘ちゃんに納得して選んでもらえるように頑張るから。