さくぶん

ひとりごとです。発達障害とか、家族のかたちとか…

モヤモヤ5月

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もう、蚊がいるんですね。

寝ている間に、顔と腕を刺されました。

腹立つ…

 

さて、小学2年生になった娘ちゃん。

おかげ様で、喘息や蕁麻疹などのアレルギー症状は、ほとんど見られなくなってきました。

不注意優勢型のADHDは、年齢とともに、色濃くなってきたと思います。

ただ、この辺も、赤の他人から見ると「子供はみんなそうだよ」で片付けられてしまうところが大きいですよね。

 

授業参観で、後ろから見ていると、

うちの娘ちゃんだけ、いつもモジモジお尻が動いて、

上履きパカパカ脱いだりして遊んでるし、

急に髪の毛モシャモシャとかやりだすし、

机の上をうまく管理できなくて、鉛筆落とし、消しゴム落とし、

最後は筆箱ごとガッシャーン…

自分の子だけ見てるから気になる、といえばそうかもしれませんが、

女の子でコレは、やっぱり目立つでしょう。

 

一緒に遊ぶ友達がいない。

勉強が難しくなってきて、特に算数、授業中、集中できなくなってきた。

忘れ物が多くなった(学校から家に持ち帰る物)。

鬼ごっこや縄跳びの遊び、体育の授業でできない事が増えてきた。

など、本人なりに自覚することも多くなってきて、落ち込むことも増えました。

 

一方、そうか、やっぱり分かってないのか…

という事もたくさんあります。

「運動会のリレーの選手に選ばれなかった。」

と、しれーっと言います。

未だかつて、走るの速かったこと、一度もないじゃん。

どんな子がリレーの選手に選ばれるのかを理解してないのです。

 

それから、本当にペラペラよく喋るけど、

言葉、意味、年齢相応に分かっていない事がたくさんありそうです。

「お母さん、壁に卵を落とした時はねぇ…」

壁に?卵?落とす??

重力はどうなってるのか…

 

壁、床、天井、屋根、わからなーい。

ガラス、鏡、窓、ドア、違いがわからなーい。

 

 

いや、話を戻して…

先週、娘ちゃんから、

「もう、引き算のひっさんが無理。繰り下がりのあるのは無理。」

クラスで周りが気になって集中できないという内容の訴えがありました。

算数だけでも、ゆっくりペースで、少ない人数で勉強したいとはっきり言うので、連絡帳にその旨を書いて、担任の先生に伝えました。

入学前の相談でも、部分的に支援級でフォローする事は出来ると聞いていました。

 

その返事は、案の定というか…

「まだまだ、繰り下がりが苦手だと感じている子はたくさんいます。そんなに焦らなくてもいいと話してあげてください。

クラスで、他の子の考えを聞いて学ぶ事もあると思うので、もう少し様子を見て考えましょう。」

 

様子を見るって、便利な言葉ですよね。

 

というか、引き算のひっさんで、他の子の考えを聞いて学ぶ??

もう少し、高度な算数ならまだしも…

なんだか、ちょっとトンチンカンじゃない?

 

たぶん、マニュアル通りの対応なのでしょう。

 

去年の担任の先生と話した時もそうでしたが、

 

特別支援とか、合理的配慮とか、

子どもの困り感を中心に考えるのではなく、

先生が、クラスをまとめる上で困るか、

先生が、授業を進める上で困るか、

先生が中心になっているなぁと感じます。

 

先生の理屈ですと、

算数が苦手な子はたくさんいる。

その子たち、みんな支援級フォローなんてできない!

という事だと思います。

 

そうじゃなくて、

 

4月の最初に、担任の先生にお話したい事がありますと伝えたら、わざわざ校長&教頭まで同席して頂いて(頼んでないのに) 里親であること、発達障害のこと、落ち込みやすい傾向があること、お話しましたよね。

訴えとしては算数のことですが、その背景まで考えてほしいのですよ。

娘ちゃんに話を聞いたところ、算数の問題が終わらない子は、次の音楽の授業中までくいこんでも終わらせるようにという指導らしいです。

娘ちゃんだけじゃなく、数人いるようなのですが。

集中困難な子が、音楽の授業中に算数やるのはキツイですよ。

 

小さい頃からずっとそうなのですが、

午前11時前後は、眠くなったりぐずったり、魔の時間帯なのです。

今でもその傾向があるようで、3〜4時間目に眠くなる、寝ちゃう時もあると言っていました。

 

そういうこと、誰でもあるよ!

それはそうかもしれないけれど、年齢が上がるにつれて、本人の困り感は大きくなっていきそうです。