虫
娘ちゃんの症状をあらわす時、
私たち夫婦は「虫」という表現を使います。
いいかわるいかは別として…
じっと座っていられない時は、「お尻の虫」
相手のことも考えず、ひとりでペラペラ喋りまくっている時は、「頭の虫」
口が開いてベロが出てしまう時は「口の虫」
などです。
最近は、娘ちゃんの方から、虫の表現を使うようになりました。
低気圧の朝、行動が遅く機嫌が悪い時、
「頭の中に虫が何十匹も出てきてイライラするんだよ。」
本当にそうなのかもしれませんね。
そういえば、「虫の居所が悪い」っていう表現ありますね。
まぁ、今のところ、毎朝、頭の虫と闘いつつも喜んで学校に行けているので、虫と共生できているようです。
放デイ
娘ちゃんに発達障害の診断がついたことにより、
4月入学式前から、放課後等デイサービスを利用することができました。
現在は週3回利用しています。
それはそれで、市役所から受給者証をもらうまで、色々手続きが大変だったのですが…
でも、昨年末に発達外来を受診したことで何とか4月に間に合ったので、本当にすべてが良いタイミングで進んでよかったと思います。
娘ちゃんは、放課後等デイサービス(略して放デイというそうです)がとてもとても気に入っています。
もともと、たくさんの大人に構ってもらうのは大好きですし、お友達とも楽しく遊べているようです。
ということは、やはり娘ちゃんに合った環境、居場所だということなのですよね。
何度となく、「普通の学童保育じゃダメなんですか?」と質問されました。
普通学級の子どもが放デイを利用するケースは少ないようです。
ダメじゃないとは思いますよ。私も。
でも、毎日のことだから、この子の特性をわかってくださる人たちに関わってほしかったのです。
市役所の担当の方は、まったく否定的な対応ではありませんでした。
娘ちゃんは、本当にわかりにくい発達障害.ADHDだと思います。
え、子供なんてみんなそんなもんじゃない?
気にしすぎじゃない?
周りから言われるたびに、私の見方が厳しいだけなのだろうか…
でも、医者から診断してもらったし…
いつもいつも堂々めぐりです。今でも。
入学式後、お迎え当番やら何やらで、周りのママさんから、
「娘ちゃんは、学童じゃなくて、どこに行ってるの?」と質問されました。
案の定、気になりますよね…
周りに子どもたちがいる所で聞かれたので、長々と説明することもできず、
「放課後等デイサービスといって、うーん、話すと長くなっちゃうのですが…」くらいで。
本当に知りたかったら、検索してください。
いやいや…
来週、授業参観の後、学級懇談会があるのですが、娘ちゃんの特性のことなど、さらっとでも話した方がいいのでしょうか。
里親であることは、あえて話すつもりはないのですが。
担任に聞いてみますか。
平成29年度
ずいぶん長いこと、放ったらかしてしまいました。
庭の雑草と闘う季節となり、
娘ちゃんは、小学1年生になりました。
普通学級で、今のところ困り感なく過ごしているようです。
まだ、授業らしい事もほとんど始まってないですからね。
私のほうは、昨年度のいくつかの役員から解放されつつあり、ホッとしています。
他の方から見れば大したことないかもしれませんが、
私にとっては、40うん年間で最高に忙しい年だったと思います。
今年のお正月に書いたさくぶんが、下書きに残っていたので、
以下、そのままUPします。
求めないタイプの猫のカブ。最近、私にも甘えるようになりました。
寒くなったせいでしょうか。
歳をとったせいでしょうか。
あっという間に年が明けてしまいました。
あけましておめでとうございます。
最近のことを、覚え書きとして残しておきましょう。
11月、就学相談の担当の方から、
「一度、専門医に診てもらった方が、今後の支援の方向性が定まるのではないですか」
とお話しがありました。
療育の先生からは、やっぱり就学前にWISCの検査やりましょうとお話しがありました。
自分で決められないので、周りから背中を押してもらい、
「その言葉を待っていました!」とばかりに、早速、予約を入れました。
療育の先生のお話しでは、専門医に診てもらうなら就学前がチャンス!小学生になると診てもらえないそうです。
理由はよく分かりません。
私は、医者に診てもらうなら、入学してからの授業中の様子や学習の傾向、友だち関係など少し見てから話を持って行った方がいいのかなと思っていたのですが、そうではなかったのですね。
何ヶ月も先になってしまうのかと思いきや、1か月先で予約が取れました。
療育センターでのWISC の結果を持って、日頃気になる事をメモした物も用意してみましたが、そちらはあまり読んでもらえなかったようです。
娘ちゃんと二人で診察室に入り、数分の簡単な質問と受け答えの中で、本人の行動観察をしたようです。
チェックリスト用紙記入の後は、私だけ診察室に呼ばれました。
不注意、集中困難タイプのADHDの説明を受けました。まぁ、一般的な説明です。
残念ながら、娘ちゃんにはその傾向があるでしょうと。
小学校に入学後、行動面や学習面で心配があると言っても、それは行ってみないと分からないと言われました。確かにその通りです。
入学後に問題あるようなら、また来てくださいと言われ、継続して通院する必要はないとのことでした。
一度繋がっておけば安心です。
行って良かったと思いました。
就学相談
7月、幼稚園の先生との面談にて…
私が予想していた事、ほぼ的中。
集団場面でぼーっとしているから、
理解も悪い、行動も遅い。
遊びのルールが理解できない、身体能力的についていけない、遊んでいても目についたものにふらーっと吸い込まれる…などから友達と遊べない。
ちょっとキツイ子から悪口を言われたり、ターゲットになっている。
大人との関わりが好きなので、補助の先生や実習生にべったり。
会話は一方的。話題はコロコロ変わり、空想の世界の話しを延々と続ける。
視線が合わない事が多い…
かなり濃厚になってきたと思うのです。
そんな訳で、市の教育センターに就学相談に行きました。
すぐに娘ちゃんは簡単な検査を受け、
私は別室で、今までの経過を話し、
今回は、すんなり話を聞いてもらえた感じです。
やはり、保健センターから資料をもらったとか、
現在、療育に通っているとか、
そういうことで、職員の方の聞く姿勢みたいなところが変わるのかなと思いました。
通級指導や支援学級の話も伺い、とても丁寧な対応だったので安心しました。
元通級指導の先生が行なっている療育の教室があるから、是非見学してみてくださいと言われ、来週見学することになりました。
どんな先生がどんな指導をしているのか、
娘ちゃんに合っているのか、
しっかり見てこようと思います。
トイレ
私が子供の頃は、
家のトイレも世間のトイレも、ほとんどが和式で、
ぼっとんか水洗かが大きな問題。
水洗ならタンクについた「大」「小」と書いてあるレバーか、
または便器の前にある棒状のレバーをグッと押すタイプか…
2種類くらいだったと思います。
でも最近のトイレってのは、
使い方が難しくなりまして…
自動で水が流れたり、
緊急呼び出しボタンがあったり、
「流す」って漢字で書いてあるから、娘ちゃんには読めないとか。
最近は、個室の鍵をかけて一連の動作を一人でやらせているのですが、
いつまでたっても出てこない…
大抵こういう時は、
「どうやってながすの?」と
顔を出す。
便利になり過ぎて、
ボタンがいっぱい増えて複雑です。
考えてみれば、トイレだけじゃなくて、
電話、テレビ、洗濯機などなど…
今の子どもは、覚える事がいっぱいあって大変だ。
でも、子どもの方が適応早いですけどね。
娘ちゃんはね…
不思議ちゃんだからね…
最強、トイレの失敗が増えた年長さん。
「個性」だって。